ちなみに、思い違いしてたのですが今年はサイト開設から20年経ってました(笑)
人生の約半分やってるんか……とはいえ、特に何があるというわけでもなくw
来年の予定の一つ。6月を目途に、サイト移転を考えております。
決して安くない料金を払いながらサイトを消されるということがありましたので、それは避けたいですしねー。
(6月にはEXトールという最大のイベントがあるので1月は予約を頑張りたいです)
北欧神話に関して、3つあるネタのうち2つを本日お披露目。
北欧神話ネタのタロットカードで個人的にお気に入り、かつ屈指の出来かと思います。
中途半端な切れ方してしまいましたが(^^;)
「RUNIC TAROT」から、トール一家を抜き出してみました。「RUNIC TAROT」は、ウルが「THE HANGED MAN(吊られた男)」だったり、
「MOON」が『デンマーク人の事績』でのバルデル&ホテルの対決だったりします!
「力(ストレングス)」は別のタロットセットでは父トールでしたが、
娘のスルーズというのがグッときますね~。彼女の名前の意味はズバリ「力」(または強きもの)ですし。
2つ目はある時見かけた、詩の神ブラギについて。
『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』、どうも何かの再話を参考にしたような印象がありますが
「オーディンとグンロズの息子」となってますけど……。
グンロズは父親に「詩の蜜酒」の番を命じられていた女性巨人で、オーディンと三夜を共にしていますから
詩の神の”母親“としてはふさわしいかもしれませんが、スノッリ・詩の双方のエッダを参照にすると
まず、「詩の蜜酒」はクヴァシルという賢い男が殺害され、その血から作られています。
このクヴァシル、ロキが神々に捕縛された際に神々に同行して、ロキが網を作っていたことを看過する役割を与えられています。
ということは、ロキが捕縛されたときにはクヴァシルは生きていたことになります。(スノッリのエッダ『ギュルヴィたぶらかし』第50章より)
一方、詩のエッダ『ロキの口論』(ロキが神々に捕らえられる直前の時系列)では、ロキが最初に罵倒したというか、あからさまな嫌味を言った相手はブラギです。
『ロキの口論』は、海の巨人エーギル主催の酒宴での出来事で、参加しているブラギは当然大人。
『ロキの口論』を軸に考えると、「詩の蜜酒」にされたクヴァシルはこの時まだ生きていて、ブラギはとっくに成人している。
つまり、原典北欧神話で見ればブラギの母親が「詩の蜜酒」ができた後=クヴァシルが殺害された後に出てくる(その時にオーディンと寝ている)グンロズというのはありえないわけです。以上。
ラストに。
秋(10月いっぱい開催)、『文豪とアルケミスト』と宮沢賢治記念館関係のコラボのために岩手県に行ってきまして。
元から宮沢賢治ファンですし、『文アル』賢治とのコラボは悲願でしたので(ワイはこの日が来るのを長いこと待っとったんやで~ぱ~と2)
嬉しかったですねえ。岩手県花巻市、行きたかったけどなかなか機会もなかったしで。
JR花巻駅近くの林風舎さん。
とてもおしゃれで素敵な喫茶店さん、かつ宮沢賢治グッズの取り揃えはピカ一wでした!
ふくろうのグラスとか『春と修羅』表紙アレンジのウイスキーグラスとか、クリアファイルなど買わせていただきましたー。
『文アル』も今年5周年。堪能した1年でしたが、無事6周年も迎えてますます楽しみです!
実装希望文豪……そういうのってまず当たりませんけど言うだけならタダなのでー(笑)
リアルの賢治さんて、童話の参考にアンデルセンも読んでたり短歌に詠んだりもしてらしたので
アンデルセンが実装されれば関係者が増える!w とはいえ、外国文豪は二人実装が多いですけど
北欧文豪もう一人出るとして誰になるかがわからない(ーー)
それとホルヘ・ルイス・ボルヘスも希望したいですねー。さぞやイケオジ枠になることでしょう……むしろイケおじいでしょうかw